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『ポール・マッカートニー/THE LOVE WE MAKE ~9.11 からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡 』 [TV・映画]

ジョージ・ハリスンに続いてポール・マッカートニーの記録映画です。

実は上映されているのを知らず、ネットで偶然知りました。12/9から公開されていて、もちろん地元の映画館で上映はされておらず、最寄は横浜。

しかも横浜は1週間しか上映しないじゃないですか。これはいかんと取り急ぎ観に行ってきました。

タイトルからわかるとおり、あの9.11のテロ事件を受けてポールが主催したコンサート・フォー・ニューヨークシティを裏側から追ったドキュメンタリーです。

登場するアーティストがビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、デビッド・ボウイ、ボン・ジョヴィ、エリック・クラプトン、ミック・ジャガー&キース・リチャーズなどなど超豪華メンバーなので、そのあたりのライブ中心の音楽映像を期待していたのですが・・・。

どうやら私が想像していたものとは違いました。序盤は延々と事件後のニューヨークを練り歩くポールとそれに群がるファン達の映像。

ようやくコンサートが始まってもゲストはおろかポールの曲でさえフルコーラスは無し。せめて「フリーダム」くらいは・・・。画質もモニター画像の荒い解像度。

しかも作品の大半はモノクロ映像で演出されているので、なんとも個人的には消化不良な印象を受けました。

恐らくは、この映画のテーマは音楽そのものだけではないのでしょう。9.11という凄惨な事件を受けた後のニューヨークの雰囲気と、ポールを取り巻く環境の融合とでも言えますでしょうか。事件が事件だけにあまり派手な作りにするわけにもいかないですしね。

もう少し作品の予備知識が事前にあればもっと違う楽しみ方ができたのかなと思います。
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『電人ザボーガー』 [TV・映画]

子供の頃に大好きだった特撮「電人ザボーガー」が板尾創路さん主演でリメイクされると春頃に聞き、公開を楽しみにしていたのですが、私が気がつかないうちに10月からロードショーされていたとは・・・。

しかもやっぱり近くのシネコンでは扱っておらず、最も近くても横浜でしたがそこでの公開も既に終了。残るは新宿でのレイトショーしか無いという事態に。

新宿でレイトショーとなるととても終電には間に合いませんが、これは行くしかないでしょう。というわけで翌日休みの日を狙って行ってきました。

観終わって。うーん、これは何といいますか。

板尾さんが主演ということで何となく予想はついていましたが、全体的にはギャグテイストでしたね。シュール、ブラック、ベタとふんだんに散りばめられていましたが、結構寒く感じるシーンもありました。板尾さんのジーンズに言及する下りは大変面白かったですが。

古原靖久さん主演の青年時代は原作の過剰な熱さを逆手にとってギャグに昇華。板尾創路さん主演の熟年時代は中年の悲哀と現実の無情さに板尾さんのキャラが相まって奇妙な雰囲気を作り上げています。

さらにエロとグロとバトルが加わってなんともカオスな印象。竹中直人や渡辺裕之、柄本明といった豪華キャストがまた更にカオスっぷりに拍車をかけ、快作というよりは怪作に近いです。

原作はやたら熱い大門刑事とザボーガーのチープな特撮を大真面目にやっていたから故の魅力が大きかったと思うのですが、近作はギャグテイストに仕上げたことで原作の本質とは一歩置いた立場での製作のように感じます。リメイクというよりはパロディといったところでしょうか。

なんとも奇妙な映画でしたが、原作が好きな人にはニヤリとさせる演出がかなり盛り込まれているので見応えのある映画ではありました。真面目なアプローチでリメイクするのではなく、このような手法をとるのもまあアリなのかなと思います。

それにしても主題歌は秀逸ですね。この子門真人さんの歌声を耳にするだけでテンションが上がります。大人になってから改めて聴いてみますと跳ね回るテクニカルなベースラインのカッコよさに驚かされます。

何にせよ、なんとか上映中に鑑賞することができて良かったですね。


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『UN-GO episode:0 因果論』 [TV・映画]

やはり地元で放映しない映画を見に、昨日は有楽町から川崎へはしごしました。土砂降りな上、風まで出てきましたが。

『UN-GO』とは現在フジテレビ系列で放送されている深夜アニメで、「episode:0」にあたる話が劇場版として公開する方式です。見ているうちになかなか面白くなってきたので、今回出かけるのに合わせてこちらも見ておこうかなと。

この作品も今日が公開初日で、しかもレイトショー限定。映画館に到着したのは18時頃でしたが、すでに19時放映分は売り切れてました。次の20時50分放映分も最前列しか空いてないという人気ぶり。失礼ですが少々ナメていました・・・。このまま帰るわけにもいかないのでチケットを購入し、ゲームセンターで時間をつぶしました。

この「因果論」は、「episode:0」の名前通り現在テレビ放送されている「UN-GO」の前段階的ストーリーで、主人公の結城新十郎とその相棒・因果が中心となっています。なぜ二人は出会ったのか、因果とは何者なのか、なぜ二人で探偵稼業を始めることになったか、などです。

今後のテレビ放送分の内容に深く関わってくるであろうと思われるキャラクターも登場するので、この映画を観たことで今後の放送を更に楽しむことができるでしょう。

内容そのものも面白かったですが、いかんせん1時間に満たない放映時間では物足りなさも感じましたね。

ただ、座席が最前列のしかも端の方だったのでスクリーンがかなり見づらかった上、体や首をひねりながら見ていたことででかなり疲れて体もバキバキになりました。所々見えなかった部分もあったように思います。

できれば改めて見直したいところなのですがが、少々遠い上に2週間限定の放映なので難しそうですねえ。
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『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』 [TV・映画]

地元で放映しない映画を見に東京は有楽町まで出向きました。土砂降りでしたが・・・。

公開初日の1回目の放映だったのでかなりの混雑ぶりでした。12:30上映開始に合わせて11:15くらいに行きましたがかなり売れてしまっていて、取れた席は4列目の端っこでした。ほぼ満席です。2週間限定じゃなければもうちょっと落ち着いた頃に行きたかったようにも思います。

さて、肝心の映画の方ですが、10分の休憩を挟んで作品時間が3時間40分という大作。ジョージファンとしては長い分には困りませんがね。

内容はジョージ・ハリスンの当時の写真や映像、関係者のインタビューを交えた音楽ドキュメンタリー。

構成上仕方がないのかもしれませんが、ソロ時代よりビートルズ時代を長めに扱ってまして、ソロ時代が好きな自分としては、「ジョージ・ハリスン帝国」~「クラウド・ナイン」の時代をほぼスルーされてしまったのは少々残念です。

個人的にはインドやモンティ・パイソンに多く時間を使うのであれば、もうちょっとソロを取り上げてほしかったですね。

貴重な写真、映像、公式バージョンの楽曲やレアテイクなどもりだくさんの内容でしたので、長時間作品ではありましたが最後まで退屈することはありませんでした。

普段は聞きなれた曲でも映画館での重厚なサウンドで味わうのはまた格別ですね。「サムシング」のような有名曲でも新鮮に感じ、その名曲っぷりを再認識しました。

インタビュー出演者はかなり豪華で、リンゴ・スターやポール・マッカートニーはもちろん、妻のオリヴィアと息子のダニー、エリック・クラプトン、フィル・スペクター、トム・ペティ、ジム・ケルトナー、レイ・クーパーらの音楽関係者はもちろん、F1レーサーのジャッキー・スチュアートやモンティ・パイソン関係のテリー・ギリアムやエリック・アイドルなど幅広い人選。

でもボブ・ディランやジェフ・リンがいなかったのはなぜなんでしょう?ジョージを語る上で欠かせない人だと思うのですが。

・・・と思ったらジェフ・リンのインタビューは12/23発売のBDに映像特典として収録されるそうです。なんなんですかその謎仕様は。

ともあれ、ジョージファンとしては見逃せない作品であることは間違いありません。

最後のリンゴのインタビューには涙腺が緩んでしまいましたよ。本当にファンから、ミュージシャンから、各界の著名人から愛されていたジョージ・ハリスン。

BDが届きましたら改めてじっくり作品に向き合いたいと思います。
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ジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画が公開決定 [TV・映画]

少し古い情報ですが、ジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画が公開されることになりました。

映画の製作自体は前から聞いていたのですが、日本では公開されないだろうなあと半ば諦めていたところだったので、この一報を聞いて小躍りしてしまいましたよ。

まあ、上映される映画館はとっても少ないんですけどね。神奈川県内には1箇所もありませんでしたので、東京まで出向きたいと思います。

11/19~12/2の限定ロードショーなので、なるべく早くに観られるよう予定を空けておきたいところです。いやあ楽しみですねえ。

また、この作品のソフト化も早々と決まっており、12/23発売予定です。

5000セット限定BOXには未発表音源10曲入りCDが付いており、ファンにはたまらない仕様なのですが・・・。

いかんせん16,000円という価格設定は足元を見すぎではないでしょうか。DVDとBDの同梱仕様というのも無駄に値段を吊り上げている要因に思います。

まあ買うんですけどね・・・。メーカーの思う壺ですなあ。

ちなみに、この5000セットのうちの1000セットはシリアルナンバーが刻印されているそうです。値段と内容は全く一緒とのことで、これもよくわからない仕様ですね・・・。
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グァルティエロ・ヤコペッティ氏死去 [TV・映画]

イタリアの映画監督、グァルティエロ・ヤコペッティ氏が死去されました。死因は伝わっていませんが、91歳なので天寿を全うしたということでしょう。

あまり一般的に著名な監督ではありませんが、私が子供の頃に強烈な印象を残した映画を作り上げています。

『世界残酷物語』以降の(擬似)ドキュメンタリー映画です。

邦題がかなり物々しく、確かにそのようなシーンも少なくないのですが、それ以外にもヘンテコな風習も多く扱っていて、ウッっときたり、なんじゃこりゃと思ったりとそんな奇妙な映画でした。

なにぶん子供の頃のことなので当時は全てが真実と思い込んでいましたが、後になってかなりの部分がやらせと知りました。

大人になってから見返したわけではないのでうろ覚えではありますが、確かに言われてみればツッコミ所が多いように思います。

そんな擬似ドキュメンタリー映画(モンド映画)というジャンルを確立したヤコペッティ氏ですが、数作の映画を残して業界から引退し、その後何をしていたのかが全く伝わってこない状態でした。

そして久しぶりの知らせが今回の訃報となったわけです。

私は『世界残酷物語』と『続世界残酷物語』ぐらいしか見たことがありませんけれども、大人になった今の目線で見てみるとどのような印象に映るか確かめてみたいような気もしますね。

他の作品も含めて、機会があれば見てみようかと思います。

賛否はあれど、映画界に確かに名を刻んだ監督でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。
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『恋におちたシェイクスピア』 [TV・映画]

1998年、アメリカ作品。

『レイダース 失われたゾンビ』の口直しというわけではありませんが、昨晩NHKBS1で放送されていたのを視聴しました。

公開当時、アカデミー賞7部門受賞ということで大変話題になっていましたし、またタイトルも印象的だったので、いつか観たいなと思っていたのです。

視聴し終えまして・・・。

いやはや、これは何とも激甘なイチャイチャラブラブ映画でした。実在のシェイクスピア本人をモチーフにして、劇中の題材も『ロミオとジュリエット』ですからシリアス成分多目かと勝手に思っていたのですが、全く違いましたね。

主人公のシェイクスピアとヒロインのヴァイオラが恋に落ちてからはもう大変です。何かと人目を盗んではチュッチュ。芝居の稽古中もこっそりチュッチュ。ならず者が劇場に乗り込んできても逃げ隠れてチュッチュ。本番のステージが終了した直後も拍手と歓声に包まれた舞台上でチュッチュ。

もうちょっと真面目に芝居してください思わずシェイクスピアとヴァイオラにツッコミを入れてしまいたくなるほどです。

まあそんなやっかみは置いておきまして。本作品の魅力はそんなラブコメ的なノリの作品にて見事に魅力を開花させたグウィネス・パルトローが半分以上を占めています(私的価値観です)。芝居好きで純粋無垢、少々お転婆な資産家の娘を溌剌と演じていました。さすがアカデミー主演女優賞に輝いただけのことはあります。

舞台となる16世紀の芝居小屋の雰囲気も、細部にわたる拘りがたっぷりと感じられる演出でした。下世話ですが、これは相当お金がかかってますねえ。

そして主役を食ってしまう勢いでエリザベス女王を演じていたジュディ・デンチも見事の一言でした。これもさすがにアカデミー賞助演女優賞。厳格で、茶目っ気もあって、優しさも垣間見せる女王。いやあニクい配役でした。

まあこのような名作映画も好きですが、やっぱりB級以下の作品にも興味をそそられたりするのです。というわけで、私的基準で面白そうな作品を今後も楽しんでいきたいですね。
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『レイダース 失われたゾンビ』 [TV・映画]

1986年、アメリカ作品。

随分前に同僚からホラー映画のビデオやDVDを大量に借りまして、1本だけ感想を書かせていただきましたが、実はそれ以降全く見ておらず年月が経過してしまいました。

同僚は「いつでもいいよ」と言ってくれていますが、さすがに失礼なのですごく久しぶりに視聴しました。それがこれです。ちなみに同僚からは「貸した中で一番酷いかもしれない」との評価でした。

レイダース/失われたゾンビ.gif

この邦題(原題は"RAIDERS OF THE LIVING DEAD")とパッケージイラストからも酷さが滲み出ているように感じます。未DVD化のようです。久しぶりビデオテープをデッキにセットし再生。

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・・・・・・
・・・・・・・・・

こ、これは酷いです。本当に酷いです。とにかく酷いです。ツッコミどころが多いとかそんなレベルではありません。一応主だった部分を羅列しておきます。

・冒頭のOPがやたら長く、テーマ曲をほぼフルコーラス聞かせてくれます(歌詞は「死人が俺を追ってくる」みたいな内容です)。
・しかもこの曲は劇中もインストバージョンでたっぷり聞かせてくれて、EDでもまたほぼフルコーラス聞かせてくれます。妙にキャッチーな80年代ロックテイストの楽曲が耳から離れません。
・プロローグ的な話としてテロリストが放射性物質積載のタンクローリーや核燃料工場をジャックしたり、SWATと戦ったり、うっかり死んだりしますが、本筋には全く関係ありません。
・死人を生き返らせている博士の存在を嗅ぎ付けた男女の記者が乗り込みますが、ゾンビに襲われて男性だけ逃げ延びます。女性記者がどうなったのかは不明なままです。
・主人公(?)の少年がおじいさんのレーザーディスクプレイヤーを修理していたところ、何故かうっかりレーザー銃ができあがりました。暴発してペットのハムスターが黒焦げになりました。
・レーザー銃を増産するためにガールフレンドがレーザーディスクプレイヤーを盗んできました。
・レーザー銃の発射音がピュンピュンと、インベーダーかギャラクシアンみたいな音です。レーザーの表現もフィルムを直接傷つけたような感じです。
・ゾンビは出てきますが、レーザー銃2丁とおじいさんの弓矢であっさり全滅します。
・ゾンビなので舞台は夜なのですが、ラストのゾンビとのアクションシーンはどう見ても昼です(画面を暗くする工夫はしています)。
・博士を捕まえて警察に引き渡したところでEDを迎えるため、博士がゾンビを生産していた目的や動機は一切不明です。
・全体的にBGMがおかしいです。

・・・いけません、簡潔に書くつもりがかなり長くなってしましました。まだまだいっぱいありますけど。

でもこの作品、ギャグやパロディの要素は全く見受けられないので、恐らくは真っ当に制作されたのだと思います。

とにかくあまりの酷さにぐったりしました。意味不明すぎてネタとして楽しむことも困難です。同僚はなぜこの作品ビデオを所持していたのでしょうか。今度問いただすことにしましょう。

とりあえず、気が向いた方はテーマ曲が流れる冒頭のシーンだけでもお楽しみください。



しばらくはこの曲が私の頭の中をぐるぐる回っていることでしょう。
♪で~え~ええ~っど、あ~あふた~み~(ふぁふぁふぁんふぁーん)
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『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』 [TV・映画]

昨年11月に日本で公開されましたが上映する映画館が少なく、いつか近くでやってくれることを期待していたのですが全くそんな気配がなかったため、車で2時間かけて観に行ってきました。

ジョン・レノンがビートルズを結成する前の若かりし頃の伝記映画です。タイトルはジョン作のビートルズ時代の曲「ノーウェアマン」(邦題:ひとりぼっちのあいつ)をもじったものですね。

作品の中心はジョンとジョンの実母ジュリア、育ての母ミミ叔母さんの複雑な家庭環境。

奔放ながら母親としては難があるジュリアと厳格でミミ叔母さんとの間で複雑な感情と葛藤に悩まされるジョンを、主演のアーロン・ジョンソンが時に熱く、時にクールに演じていました。なかなか雰囲気のある俳優さんです。

エルヴィスの音楽と出会ってロックに目覚め、仲間を集め、ポールと出会い、ポールにギターを教わり、ポールがジョージを紹介し・・・といった史実の流れも丁寧に描かれており、ファンならばニヤリとする場面が多々ありましたね。

特に「ザットル・ビー・ザ・デイ」 や「イン・スパイト・オヴ・オール・ザ・デンジャー」のシーンはグッっときました。

いわゆるクライマックス的な盛り上がりはありませんでしたけど、この映画にはその手の演出は不要でしょう。あっさりとした終わり方が逆にリアルさを浮き彫りにしています。

ファンならより深く楽しめ、そうでない方はジョンの生い立ちをしるのに丁度良い映画と言えるでしょう。遠出をした甲斐がありました。
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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 [TV・映画]

今更ですが観てきました実写版ヤマト。

当初は観るつもりは無かったのですが、いわゆるヤマト世代の同僚が3人ほど観て3人ともとても良かったと言っていましたもので興味が出てしまいました。流されやすい私です。

ヤマト自体は子供の頃に見たきりなので、おおまかなストーリーや登場人物は覚えているもののうろ覚えな部分も多いです。完結編だけは映画館へ観に行ったので覚えてますが。

さてさて、映画を観た感想ですが、絶賛とまでは言えなくとも良かったのではないかと思います。戦闘シーンはよくできていましたし、ガミラスやイスカンダル、デスラーの設定変更もそれほど大きな矛盾を感じませんでした。

緒方直人のさんの島や柳葉敏郎さんの真田さんは素晴らしい熱演でした。特に真田さん。いつ「こんなこともあろうかと・・・」と言い出すか期待してしまいましたよ。

黒木メイサさん演じる森雪がえらく武闘派になっていたのは度肝を抜かされましたが、まあこれはこれでアリなのかな、と。

そして古代進役の木村拓哉さん。自分なりの解釈でよく演じられていたとは思いますが、やはりキムタクのキャラクター性が色濃かったですね。でもこれは仕方がないのかも知れません。

それほど中だるみすることもなく、適度にアクションシーンを織り交ぜ、ヤマト世代にもそうでない世代にも楽しんでもらおうという気概を感じるエンターテイメントに徹した作品でした。

物語的にあのような終わり方をしたので続編が作られることは無いと思いますが、もし興行収入的に好調だとうっかり企画されたりするのでしょうか。それだけはご勘弁願いたいところですね。
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